サンタ・クルス・トレック(Santa Cruz Trek)は、地図の左下のカシャパンパ(Cashapampa)から中央上のワリパンパ(Huaripampa)近くまでを3泊4日で歩き、車でヤンガヌコ(Llanganuco)経由で下山するコースを言います。今回は、ワリパンパから更にウルタ谷に抜けるケブラーダ・ウルタ・トレック(Quebrada Ulta Trek)を続けて歩きました。 歩いたトレイルの標高は2900mから4850mで、苦しい時もありましたが、5泊6日全部がほぼ快晴で、十指に余る6000m峰を眺めながら歩くことができ、ブランカ山群の素晴らしさを十分に堪能することができました。 トレッカーは我々夫婦にオーストラリアの男性とイギリスの女性（恋人同士）の4人。これに宿泊・食堂・トイレ等の各テントや食料と炊事道具を運ぶロバが６頭、非常救急用の馬が１頭、これにガイドとコックとロバ使い２人が付く大所帯のパーティーで、我々トレッカーはデイパックを担ぐだけで良く、至れり尽くせりの山歩きでした。 ただ、山小屋が無いこと、高所であること、それに我々の年齢を考えれば、この大所帯のお陰で６日間のトレッキングを歩くことができたと言えます。

６日目、ヤナヤク峠(4850m)から見る チョプカルキ(6354m)とヤナヤク湖

	１日目、 カシャパンパ〜ヤマコラル 　　　　　　 （Cashapanpa〜Llamacorral）
	２日目、ヤマコラル〜タウリパンパ 　　　　　　 （Llamacorral〜 Taullipampa)
	３日目、 タウリパンパ〜パリア 　　　　　　　(Taullipampa〜Paria)
	4日目、 パリア〜モリノパンパ 　　　　　　 (Paria〜Molino Pampa）
	5日目、モリノパンパ〜アヴァランチェ・キャンプ 　　 　　　(Molino Pampa〜Avalanche Camp)
	６日目、アヴァランチェ・キャンプ〜ウルタ谷 　　　　　　(Avalanche Camp〜Q. Ulta)

　（参考地図： Alpenvereinskarte Cordillera Blaca Nord 1/100,000）

　　　　

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